一橋大学

報告者コメント 2016年6月29日

2016年7月3日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

法学研究科 比較法専攻 博士後期課程 本庄萌 2016年6月29日のEUワークショップでは、「畜産動物福祉法:日米における動向とEUにおける課題」というテーマのもとで、主に日欧における採卵鶏保護に関する法制度に焦点をあてて検討を行った。 動物福祉(アニマルウェルフェア)とは、動物が「個体の現実の生活が苦痛や不快のない、喜びに満ちた状態」(佐藤衆介『アニマルウェルフェア』東京大学出版、2005)にあることである。日本でも、犬猫などに関する動物愛護の法制定が急速に進んでいる。しかしEUにおいては、畜産動物に関しても高い福祉のレベルを確保するための法制度がある。たとえば、EU28カ国では採卵鶏のケージの広さや高さが細かく定められ、鶏の本能に基づく行動を促すよう、とまり木や巣をケージに設置することな…MORE

報告者コメント 2016年6月15日

2016年7月3日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

欧州議会における極右勢力の台頭―フランスの「国民戦線」を例に― 社会学研究科 総合社会科学専攻 修士課程1年 奈良詩織 欧州議会選挙において極右政党は、1984年にフランスの「国民戦線(Front National: FN)」が高い得票率(11%)を記録して以来、その勢力を拡大し続けているおり、2014年の選挙では大躍進を遂げた。近年の極右政党の内実は非常に多様であり、なかには、「ネオ・ナチズム」や「ネオ・ファシズム」という言葉では形容できない「新右翼」とも呼ばれる勢力も存在する。本報告では、欧州議会選挙における極右政党の躍進とその背景を分析した後、「新右翼」の代表例でもあるFNの特徴から、現代の極右政党の性格を考察した。 2014年5月に行われた欧州議会選挙では、欧州議会の主要会派が票を減…MORE

EUワークショップ 学生コメント 2016年5月25日

2016年6月13日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

法学研究科 法学・国際法専攻 博士後期課程1年 葉懿芳(ヨウイホウ) 今回は5月25日に行われたEUワークショップにおける法学研究科博士後期課程1年の石井さんによる「EUエネルギー外交:エネルギー同盟政策の展開と域内・域外関係への影響」関する研究報告と社会学研究科修士課程の上野さんによる「ポスト多文化主義批判時代におけるインターカルチュラリズム」に関する研究報告とについて、コメンテーターとして報告させていただきます。 報告者の石井さんは、これまでの研究とこれからの研究を本ワークショップの場でなされてきました。今後の博士後期課程における研究の方向性について、修士論文で扱った60~80年代のNATOを中心としたインフラ事例を活かしつつ。より現代におけエネルギー・インフラを中心とした対外政策に着目…MORE

EUワークショップ 2016年5月25日 報告者コメント

2016年6月7日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

法学研究科 法学・国際関係専攻 博士後期課程 石井雅浩 2016年5月25日にEUワークショップ行った「EUのエネルギー外交:「エネルギー同盟」政策の展開と域内・域外関係への影響」と題した1回目の発表について報告します。今回の発表では、昨年度提出した修士論文と今後進めていく博士論文との関係、研究の背景、研究に関わるEU法と行為主体の整理、先行研究の概況と今後の展望について報告させていただきました。 博士後期課程では修士論文で扱った60年代~80年代のNATOを中心としたインフラ事例を活かしつつ、より現代におけるエネルギー・インフラを中心とした対外政策に焦点を当て、その中でEUが展開する「エネルギー外交」を切り口にユーラシアを取り巻くエネルギー関係を研究します。欧州におけるエネルギー分野での協…MORE

5月11日 EUワークショップ 報告

2016年5月22日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

EUワークショップ 2016年5月11日 報告者 法学研究科博士1年 葉懿芳 法学研究科博士1年 葉懿芳ヨウイホウ)と申します。5月11日のEUワークショップにおいて報告の機会をいただき、これまでの研究状況と博士後期課程における研究計画について報告いたしました。 これまでの研究状況は修士論文を中心に報告させていただきました。テーマ「国際人権犯罪における第三国の司法能力と普遍的管轄権-ベルギーとスペインの国内法を中心-」です。 国際人権犯罪、とりわけジェノサイド、戦争犯罪、人道に対する罪と、拷問における、伝統的な関連性のない第三国が行う管轄権、いわゆる普遍的管轄権について、いかに被疑者を国内裁判所に連れて来て、審理を行ってきたかを国家の司法能力の視点から分析を行いました。本論文おける司法能力と…MORE