一橋大学

EUワークショップ 2018年12月19日報告者コメント

2018年12月20日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  EUワークショップ報告者コメント     博士後期課程 吉本文       2018年12月19日5限のEUワークショップでは報告の機会をいただき、「EU政策間の整合性についての一考察、今後の研究及び研究方法」というタイトルの下報告致しました。     まずEU政策間の整合性に関する先行研究が、実務上の整合性概念と乖離していることを指摘しました。次に、実務の上では、「2つ以上の政策に属する事項が多いこと、及び政策決定手続きの相違という2つの要因に基づく強制的なタスク配分から生じる何らかの不都合」が整合性であると認識されていることを示しました。これを踏まえ、強制的なタスク配分によって生じる何らかの不都合とは何か…MORE

EUワークショップ 2018年11月21日コメンテーター報告

2018年12月20日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科法学・国際関係専攻博士後期課程   石井雅浩     今回は2018年11月21日に行われたEUワークショップにおける法学研究科博士後期課程の鈴木海斗さんによる報告と社会学研究科博士後期課程の上野貴彦さんによる報告について、コメンテーターとして報告します。     1.鈴木報告「先住民族と少数民族の権利保護規範の比較」   鈴木海斗さんの報告は、冷戦終結後の国際社会において民族紛争への関心が高まってきた中で、先住民族と少数民族に関わる権利規範について集団の権利としての①文化に対する権利と②効果的参加権に主たる焦点を当てた比較分析を報告された。先住民族には少なくとも内的自決権が認められる中で、少数民族について内…MORE

第28回 一橋EU法研究会のお知らせ

2018年12月10日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

12月15日(土曜日)13時~18時に一橋EU法研究会を開催します。 場所は、一橋大学東キャンパス第3研究館1階多目的室です。 以下の報告が予定されています。 報告者1 竹下 啓介 (一橋大学教授・国際私法)「外国判決の承認・執行に関するEU規則の分析」(仮)報告者2 白石 忠志(東京大学教授・競争法)「個人情報保護とEU競争法」 報告要旨は、以下のサイトにアップされています。https://sites.google.com/site/eulaw1284/research/5kenkyukai   https://sites.google.com/site/eulaw1284/2015plan   なお、この研究会は、幅広い法分野の研究者、実務家及び大学院博士後期課程の学…MORE

Piet Eeckhout 先生(ロンドン大学UCL教授)のインタビュー(2018年10月22日)

2018年11月28日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

2018年10月22日にPiet Eeckhout先生(ロンドンUCL教授)が一橋大学に来られ、「Brexit:市場統合と貿易自由化の間のギャップに注意せよ」というテーマで講演されました。 それに先立ち、先生にインタビューを行いました。その概要を以下に掲載します。     2018年10月22日(月)Piet Eeckhout先生 (ロンドン大学UCL教授) インタビュー   インタビューアー 一橋大学大学院法学研究科 中西優美子     研究について   Q. 先生の主な研究分野はEU対外関係であるが、今現在は何を研究されているか。   A. 今も対外関係法の研究を続けていて、リスボン条約以降の貿易政策分野における権限問…MORE

EUワークショップのコメンテーターによるとコメント(2018年9月19日)

2018年9月19日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  2018年9月19日EUWS   コメンテーター:吉本       1.木場さん『フランシスコ・デ・ビトリアにおける社会性』   木場さんは、スコラ学者が論じた社会性がリチャード・タックによっては十分に論じられていない点に注目し、スコラ学者の代表であるビトリアによる社会性に関する議論について報告しました。結論としては、ビトリアの社会性概念は、社会生活は人間の本質にとって欠かせないという考えと、人間同士の敵対性を取り入れた、平等な人間の結びつきをイメージする概念であったと示しました。   報告後には、報告内容の社会的背景の説明を求める意見が出され、また、社会観念に関する質問や、このテーマを取り上げる理由等に関する質問が出…MORE