一橋大学

アーカイブ 2017年11月

EU ワークショップ 2017年10月25日 学生コメント

2017年11月20日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科博士課程の菅沼と申します。   10月25日EUワークショップでは、上野貴彦さんが、「EU域内移住者の社会統合と『うわさ』や『ステレオタイプ』」というタイトルで報告されました。       これまで、上野さんは、「反うわさ戦略」を事例として、インターカルチュラリズムの研究に取り組んでこられました。今回のワークショップでは、移住者の主観から捉えた「反うわさ」について、バルセロナのルーマニア人集団に対する調査報告の導入部分について報告されました。       上野さんはすでに、バルセロナとその周辺における草の根レベルの実践と知識人の政策形成について研究成果をまとめてこられましたが、本報告では、その社会の…MORE

EUworkshop 2017年11月15日 報告者コメント

2017年11月20日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科博士課程の菅沼と申します。   11月15日のEUワークショップでは、「オーストリアにおける教義誹謗罪(刑法188条)の序論的考察」について報告させていただきました。     私はこれまで、ドイツを参照国として、神冒涜罪が世俗化して成立した信条冒涜罪について憲法学の観点から検討を加えることを主な研究テーマとしてきました。研究を進めるなかで、ドイツの信条冒涜罪の法解釈に対して欧州人権裁判所の判例が与える影響の程度を検討する必要性を感じ、2017年1月のEUWSでは欧州人権裁判所の宗教侮辱関連の事案のなかでも、オットー・プレミンガー対オーストリア事件を中心に考察を加えました。     2017年1月報告では、オットー・プレ…MORE

EUワークショップ 2017年11月15日 コメント

2017年11月16日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科 修士課程   吉村真央     今回は、11月15日に行われたEUワークショップにおける、法学研究科博士後期課程の菅沼さんによる「オーストリアにおける教義誹謗罪(刑法188条)の序論的考察」報告について、コメンテーターとして報告させていただきます。     菅沼さんは、ドイツにおける信条冒涜罪(刑法166条)を憲法学の観点から研究しています。今回は、ドイツにおける信条冒涜罪にあたる、オーストリアの教義誹謗罪について、刑法の改正過程と、実際にその罪に問われた裁判例としてムハンマド侮辱事件を素材として、検討されました。   報告後の質疑応答では、ムハンマド侮辱事件では、欧州人権条約の表現の自由の制限事由のうち、…MORE

EUワークショップ 2017年11月1日 報告者コメント

2017年11月16日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  EUワークショップ 2017年11月01日報告   国際・公共政策大学院 修士課程1年 飯田 萌       報告者コメント       今回「ASEMの意義と課題」というテーマで発表をさせていただきました。   今回の発表では主にリサーチクエスチョンの再考、ASEAN Way先行研究の分析、ASEMの分析を中心に調べ報告しました。ASEMとはアジアと欧州の関係を強化するための枠組みです。1996年以降、2年に一度開催される首脳会議を始めとして外相会議や閣僚級会議など多くの会議が開催されています。私はASEMをASEAN Wayの視点から分析しようと試みています。   発表の後は質問やご意…MORE

EUワークショップ 2017年11月1日のコメント

2017年11月16日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

社会学研究科 上野担当 今回は11月1日に行われたEUワークショップにおける社会学研究科修士課程の奈良詩織さんによるフランスと二重国籍者の関係についての報告と、国際・公共政策大学院修士課程の飯田萌さんによるASEMに関する報告とについて、コメンテーターとして報告します。 奈良さんは、修士論文提出を控えたなかで、フランスと二重国籍者の関係に関する法的・政治的展開について、2015年のパリ同時多発テロ事件以後に顕在化した二重国籍の是非をめぐる論争について、それ以前に起源を遡る形で検討を深めました。 報告後の質疑応答では、2015年以降に限定的な政治的文脈において高揚した「二重国籍問題」とそれ以前における二重国籍者の処遇をめぐる制度変化の間にある連続性とともに、その不連続性にも注目しながら分析を進…MORE