一橋大学

2017年5月31日 EUワークショップ

2017年6月14日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  EUワークショップ 2017年5月31日 報告者   法学研究科博士1年 葉懿芳   法学研究科博士2年 葉懿芳ヨウイホウ)と申します。5月31日のEUワークショップにおいて報告の機会をいただき、博士後期課程における研究計画について報告いたしました。研究テーマは国際人権犯罪の刑罰における国家の役割である。   修士論文において取り上げたベルギーとスペインの事例研究は、第三国の普遍的管轄権の行使をめぐる論争について、司法能力の観点から検討したものである。博士課程一年においての研究は、当第三国(EU加盟国)における国際犯罪を犯したまたは容疑がある庇護申請者に対する、法的不安定な現状をリサーチペーパーにまとめた。これまでの研究は、当事国でない第三国による…MORE

5月24日 EUワークショップ 報告者コメント

2017年6月12日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  2017年5月24日 EUワークショップ報告者コメント     法学研究科 博士後期課程 本庄萌       2017年5月24日のEUワークショップでは、「動物法の理論と個別的な動物福祉法の分析: 日・欧の畜産動物福祉法に関する比較検討」と題した発表をさせていただいた。これまでEUの個別的な法、とりわけEUの畜産動物福祉法や実験動物福祉法の法制度の内容や運用状況について報告を行ってきたが、今回はそれらの背景となる基礎理論の整理を試みた。これにより、EUにおける動物法の特徴への理解を深め、理論と実践を架橋する研究への足がかりとした。     報告後の質疑応答では、様々な質問、コメントをいただいた。なかでも、今…MORE

5月24日のEUワークショップ・コメンテーター報告

2017年6月1日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科博士課程の菅沼と申します。5月24日(水)のEUワークショップで行われた2本の研究報告の概要について紹介いたします。1本目は法学研究科博士課程の本庄萌さんの「動物法の理論と個別的な動物福祉法の分析」、2本目は法学研究科博士課程の川上愛さんの「武力紛争法と国際人権法の交錯と調和(仮)」です。     本庄さんの今回の報告は、これまで本庄さんが行ってきたEUの個別的な動物福祉法の背景となる基礎理論の考察を試みたものです。   本庄さんは動物法の理論的検討としてここでは、①動物の権利論と②動物福祉論を採り上げました。①の動物の権利論については、ドナルドソン&キムリッカの見解に着目し、動物の権利論の新たなアプローチとして(動物への)市民権付与論を…MORE

5月10日のEUワークショップの報告

2017年6月1日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  2017年5月10日 EUワークショップ報告者コメント       社会学研究科 博士後期課程(国際社会学)     上野貴彦     2017年5月10日のEUワークショップにおいて「移民をめぐる「うわさ」への対抗実践にみる多文化主義の刷新―『バルセロナ反うわさ戦略』 生成過程から―」と題した研究報告を行った。今回の報告では、移民に対する否定的な「うわさ」への市民ぐるみの対抗を促す試みである「バルセロナ反うわさ戦略」が、いかなる歴史・空間的背景に規定された条件・相互作用の中で、いかなる主体が、どのような問題意識から2010年に生成したのかを問うことから、多文化主義刷新の過程への社会学的接近を試みた。 &nb…MORE

5月10日のEUワークショップのコメント (川上さんより)

2017年5月11日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

法学研究科博士課程1年の川上です。本日は社会学研究科の上野さんから「移民をめぐる『うわさ』への対抗実践に見る欧州多文化主義の刷新―『バルセロナ反うわさ戦略』生成過程から―」の報告がありました。 上野さんは修士課程で研究されていたスペイン・バルセロナ市の移民に対するうわさの解消とそこに伴う住民の交流について、博士課程でさらに複眼的・多角的に研究を深めていかれます。修士課程ではバルセロナ市役所や市民活動団体での「反うわさ戦略」がどのように生まれたのかを、移民後発国であるスペインならでは取組みとして、特にバルセロナ市に着目して歴史的アプローチからマルチ・カルチュアリズム(多文化主義)からインター・カルチュアリズムへの流れを示されました。移民統合の研究の多くは、国家レベルの政策(マクロ)や、個々の草…MORE