一橋大学

EUワークショップ 報告者コメント 2017年11月22日

2017年12月15日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  EUワークショップ 報告者コメント   法学研究科 修士課程   吉村真央     法学研究科修士課程の吉村です。「テロリズム対策に関する安保理の活動の課題―アカウンタビリティー理論からの考察」というテーマで研究を進めています。11月22日のEUワークショップでは、「国内裁判所・地域裁判所の判決が国際法に与える影響」というテーマで報告させて頂きました。   発表では、安保理のテロ対策の活動としての「狙い撃ち制裁」が問題となった判例として、Kadi事件判決を取り上げ、事実の概要、判旨を紹介しました。そしてKadi事件判決の意義、国際法に与える影響について検討しました。   Kadi事件では、第一審裁判所は国際法とEC法の…MORE

2017年12月6日 EUワークショップ 学生コメント

2017年12月6日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  国際・公共政策大学院   修士課程1年 飯田 萌     今回は12月6日に行われた法学研究科博士課程の本庄萌さんと法学研究科修士課程の廖虹嫣さんの報告について、コメンテーターとして報告します。       本庄萌さんは「法曹教育における動物法―ルイスアンドクラークロースクールを例にー」というテーマで報告をされました。     本庄さんは「動物法」のアメリカを中心とした国外法曹教育での展開、動物法研究の学術的意義という点に関心を持たれています。今回の報告では「動物法」の法分野における位置づけとその教育方法という観点から検討されていました。具体的には、動物法教育の沿革と意義やロースクールにおける動物法…MORE

EU ワークショップ 2017年10月25日 学生コメント

2017年11月20日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科博士課程の菅沼と申します。   10月25日EUワークショップでは、上野貴彦さんが、「EU域内移住者の社会統合と『うわさ』や『ステレオタイプ』」というタイトルで報告されました。       これまで、上野さんは、「反うわさ戦略」を事例として、インターカルチュラリズムの研究に取り組んでこられました。今回のワークショップでは、移住者の主観から捉えた「反うわさ」について、バルセロナのルーマニア人集団に対する調査報告の導入部分について報告されました。       上野さんはすでに、バルセロナとその周辺における草の根レベルの実践と知識人の政策形成について研究成果をまとめてこられましたが、本報告では、その社会の…MORE

EUworkshop 2017年11月15日 報告者コメント

2017年11月20日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科博士課程の菅沼と申します。   11月15日のEUワークショップでは、「オーストリアにおける教義誹謗罪(刑法188条)の序論的考察」について報告させていただきました。     私はこれまで、ドイツを参照国として、神冒涜罪が世俗化して成立した信条冒涜罪について憲法学の観点から検討を加えることを主な研究テーマとしてきました。研究を進めるなかで、ドイツの信条冒涜罪の法解釈に対して欧州人権裁判所の判例が与える影響の程度を検討する必要性を感じ、2017年1月のEUWSでは欧州人権裁判所の宗教侮辱関連の事案のなかでも、オットー・プレミンガー対オーストリア事件を中心に考察を加えました。     2017年1月報告では、オットー・プレ…MORE

EUワークショップ 2017年11月15日 コメント

2017年11月16日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科 修士課程   吉村真央     今回は、11月15日に行われたEUワークショップにおける、法学研究科博士後期課程の菅沼さんによる「オーストリアにおける教義誹謗罪(刑法188条)の序論的考察」報告について、コメンテーターとして報告させていただきます。     菅沼さんは、ドイツにおける信条冒涜罪(刑法166条)を憲法学の観点から研究しています。今回は、ドイツにおける信条冒涜罪にあたる、オーストリアの教義誹謗罪について、刑法の改正過程と、実際にその罪に問われた裁判例としてムハンマド侮辱事件を素材として、検討されました。   報告後の質疑応答では、ムハンマド侮辱事件では、欧州人権条約の表現の自由の制限事由のうち、…MORE