一橋大学

アーカイブ 2017年6月

5月24日のEUワークショップ・コメンテーター報告

2017年6月1日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科博士課程の菅沼と申します。5月24日(水)のEUワークショップで行われた2本の研究報告の概要について紹介いたします。1本目は法学研究科博士課程の本庄萌さんの「動物法の理論と個別的な動物福祉法の分析」、2本目は法学研究科博士課程の川上愛さんの「武力紛争法と国際人権法の交錯と調和(仮)」です。     本庄さんの今回の報告は、これまで本庄さんが行ってきたEUの個別的な動物福祉法の背景となる基礎理論の考察を試みたものです。   本庄さんは動物法の理論的検討としてここでは、①動物の権利論と②動物福祉論を採り上げました。①の動物の権利論については、ドナルドソン&キムリッカの見解に着目し、動物の権利論の新たなアプローチとして(動物への)市民権付与論を…MORE

5月10日のEUワークショップの報告

2017年6月1日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  2017年5月10日 EUワークショップ報告者コメント       社会学研究科 博士後期課程(国際社会学)     上野貴彦     2017年5月10日のEUワークショップにおいて「移民をめぐる「うわさ」への対抗実践にみる多文化主義の刷新―『バルセロナ反うわさ戦略』 生成過程から―」と題した研究報告を行った。今回の報告では、移民に対する否定的な「うわさ」への市民ぐるみの対抗を促す試みである「バルセロナ反うわさ戦略」が、いかなる歴史・空間的背景に規定された条件・相互作用の中で、いかなる主体が、どのような問題意識から2010年に生成したのかを問うことから、多文化主義刷新の過程への社会学的接近を試みた。 &nb…MORE