一橋大学

EUワークショップ 2020年7月1日 報告者コメント

2020年7月6日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

202076

EUワークショップ202071日報告内容

JM200009 松村一慶

今回私は19世紀後半のバルカン半島をめぐる外交について報告させていただきました。しかし、研究としては根本的な問題が含まれていたことについて多数ご指摘いただきました。まず、竹村先生からは、この報告で何を述べたいのかというご指摘をいただきました。吉本さんからは、先行研究と自分の見方の違いを明確に述べるようにとアドバイスをいただきました。川上さんからは私がこのテーマを選ぶ問題意識は何かということをご質問いただきました。上野さんからは、例えばマゾワーのテッサロニキの論文を読むなどして、研究者一人ひとりの先行研究やその系譜を整理したうえで、その問題意識を整理してはどうかとアドバイスをいただきました。秋山先生からも、問題意識をどういうところにおいて自分の知りたいことをはっきりさせるべきとのご指摘いただきました。

感想としては、自分が主眼に置く問題意識の欠如により、不完全な発表になってしまったと思います。自分の興味と問題意識が混在したため、方向性にまとまりのないものとなりました。もう一度、今回のテーマに限らずさまざまな先行研究を読み、自分の研究の方向性を見直したいと思います。皆様の貴重な時間をこのようなことに割いてしまったことは申し訳なかったですが、研究について考え直す良い機会になりました。ありがとうございました。