一橋大学

EUワークショップ報告者コメント(8)

2014年7月16日法学研究科

国際・公共政策大学院2年の永島です。

今回は発表者として、6/4に行いました私の発表の報告を行います。

まず、簡単に私の研究テーマについて述べたいと思います。

研究は、国際関係学・国際政治論の観点からEUの共通移民政策についてです。

特に1990年代以降、EUの移民政策の共通化が進展する同時期に、ヨーロッパでの反移民感情の高まりも進展していることに焦点を当てています。

RQは今練り直している最中で明確にお伝えできないのですが、こうしたナショナリズムの克服や民主主義を掲げるEUが移民政策の共通化を進めることと、ヨーロッパ社会の反移民感情の高まりが同時に生じる背景について、分析していきたいと思います。

「要塞ヨーロッパ(fortress Europe)」の話とも絡めて考察できればとも思っています。

そして発表も上記の内容を主に発表し、先生方や参加者の方から広くRQ構成のヒント・アドバイスを頂くことができました。

特に、私の研究は反移民政党の得票率等のデータを用い、移民政策の共通化の進展と社会の右傾化の関係を明示する点にありますが、独立変数をもっと用いること、また変化を見るスパンをもっと適切に取ること(長くすること)をご助言いただきました。

また、選挙は他の政党との関係でも得票率は変わることから、「支持率」と「得票率」の区別の必要性や、極右政党のマニフェストの違い(反移民色が強いのか、地域主義が強いのか)等の指摘もあり、分析する上での考慮するポイントを考える機会になりました。

夏休みに入る7月末までに先行研究やデータ収集を行いながら、RQの練り直し・強化と修論の章立て・アウトラインの設定を行いたいと思っています。

そして、書けるところから修論を書き始める夏にしたいと思います。