一橋大学

判例の翻訳(Translation of Case Law)

2014年3月11日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

本日、Case C-409/06 Winner Wetten GmbH v Buergermeisterin der Stadt Bergheimの判例研究の原稿「EU法の優位の原則と国内過渡的措置」を提出しました。自治研究の2014年5月に掲載される予定です。 判例研究原稿の半分は、事件の事実概要と判決の紹介です。準備の段階でこの部分に時間を割くことになります。初めに英語版を見て、ドイツ語版を見て、ネックとなるところのフランス語版を見ます。 今回は、EU法優位の原則が問題となっていましたが、英語版ではprimacy of directly-applicable Union law、フランス語版では、primaute du droit de l’Union directement…MORE

EU条約の翻訳(Translation of EU Treaty)

2014年3月8日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

EU条約とEU運営条約は、EUの「憲法」とも言われる。EU条約及びEU運営条約の言語は、すべての構成国の公用語となっている。フランス語、ドイツ語、英語といった主要な言語のみならず、ラトビア語、スロベニア語、ギリシャ語なども等しく正式の言語となっている。ただ、日本はEUに加盟していないので(加盟国はヨーロッパの国に限定されている)、日本語は公用語ではない。 国際条約集(有斐閣)を見ると、EU条約及びEU運営条約の日本語版が載っている。これは、翻訳であり、また外務省の公定訳でもない。条約集には、有斐閣からでているものだけではなく、他の出版社からでているものもあり、その訳語は必ずしも同じではない。 私は縁があって、リスボン条約が2009年12月1日に発効し、大幅にEU条約等が改正されるにあたって、…MORE

EU法シンポジウム(symposium about EU Law)

2014年3月8日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

2014年2月11日に一橋大学の佐野書院でシンポジウムがありました。これは、EU研究共同プログラムの選択必修科目の1つである、EU法特殊講義の枠組みの中で行われました。これは、一橋大学、慶應義塾大学及び津田塾大学のコンソーシウムである、EUSIのプロジェクトの1つとなっており、ドイツのPassau大学からChristoph Herrmann先生を招待しました。シンポジウムのテーマは、「国際的政治アクターとしてのEU」でした。http://eusi.jp/content_jp/outreach/seminar/20140211_symposium.html We held a symposium at Sanoshoin, Hitotsubashi University on the 11th…MORE

EUブログの開設

2014年3月7日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

2013年4月から一橋大学大学院法学研究科の下に副専攻EU研究共同プログラムを開設しました。同プログラムは、法学研究科、商学研究科、経済学研究科、社会学研究科等研究科の垣根を越えて、EUやヨーロッパについて学際的に学び研究する場を提供することを目的にしています。詳しく知りたい方は、http://www.law.hit-u.ac.jp/home/graduate/EU.html 同プログラムの必修科目として「EUワークショップ」と「EU Research Skills」がおかれています。「EUワークショップ」は、4人の教員によるゼミ形式の授業です。「EU Research Skills」は、英語での発信力をつけるための外国人の教員による授業です。 これら5人の教員と学生がEUまたはヨーロッパに…MORE