一橋大学

EU法あれこれ(EU Law Topics)

Piet Eeckhout 先生(ロンドン大学UCL教授)のインタビュー(2018年10月22日)

2018年11月28日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

2018年10月22日にPiet Eeckhout先生(ロンドンUCL教授)が一橋大学に来られ、「Brexit:市場統合と貿易自由化の間のギャップに注意せよ」というテーマで講演されました。 それに先立ち、先生にインタビューを行いました。その概要を以下に掲載します。     2018年10月22日(月)Piet Eeckhout先生 (ロンドン大学UCL教授) インタビュー   インタビューアー 一橋大学大学院法学研究科 中西優美子     研究について   Q. 先生の主な研究分野はEU対外関係であるが、今現在は何を研究されているか。   A. 今も対外関係法の研究を続けていて、リスボン条約以降の貿易政策分野における権限問…MORE

ルクセンブルク滞在とEU

2018年9月18日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

2018年8月にルクセンブルクにあるMax Planck Instituteに3週間ほどお世話になりました。 1950年5月9日にフランス外相によりシューマン宣言がだされましたが、Robert Schumanは、もともとルクセンブルクで生まれ、育ったそうです。 お父さんがロートリンゲンの出身でお母さんがルクセンブルク人、お父さんがドイツ人であったことからドイツ人の国籍をもち、その後、領土がフランスになり、フランス人になったそうです。ルクセンブルクは、国名を知っていても、よく知らない国でしたが、今回週末にシティーツアーに参加したり、美術館に行ったりして、ルクセンブルクの歴史に興味をもちました。ルクセンブルクは、自分から独立を望んだのではなく、独立を要請されたそうです。欧州委員会の委員長はユンカ…MORE

3分で分かるEU法

2014年7月8日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

一橋大学の広報誌HQの夏号(vol. 43)にEU法研究についてのインタビュー記事が掲載されました。だいたい1時間のインタビューがA4で2枚の文章にまとめられています。 EU法との出会いやEU法への興味などを含めEU法について概説していますので、よかったら読んでみてください。 http://www.hit-u.ac.jp/hq/vol043/pdf/hq43_32-33.pdf http://www.hit-u.ac.jp/hq/vol043/index.html

EUSIのメールマガジン「ウクライナに対するEUの対応」

2014年4月25日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

EU研究共同プログラムは、EUSI(EU Studies Institut in Tokyo)のプロジェクトの1つになっています。EUSIでは、毎月10日、25日頃にメールマガジンを発行しています(登録はinfo@eusi.jp)。今回の巻頭メッセージを担当しました。テーマは、「ウクライナに対するEUの対応」です。ウクライナ問題は現在進行中ですが、これまでEUが採択してきた措置をまとめてみました。よかったら、読んでみてください。http://eusi.jp/content_jp/aboutus/information/commentary_030.html 前回の巻頭メッセージは、EUSIの執行委員でもある川﨑恭治先生がクリミア問題を国際法の観点から書かれています。こちらの方も合わせて読んで…MORE

判例の翻訳(Translation of Case Law)

2014年3月11日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

本日、Case C-409/06 Winner Wetten GmbH v Buergermeisterin der Stadt Bergheimの判例研究の原稿「EU法の優位の原則と国内過渡的措置」を提出しました。自治研究の2014年5月に掲載される予定です。 判例研究原稿の半分は、事件の事実概要と判決の紹介です。準備の段階でこの部分に時間を割くことになります。初めに英語版を見て、ドイツ語版を見て、ネックとなるところのフランス語版を見ます。 今回は、EU法優位の原則が問題となっていましたが、英語版ではprimacy of directly-applicable Union law、フランス語版では、primaute du droit de l’Union directement…MORE