一橋大学

報告者コメント

報告者コメント(2015年11月4日EUワークショップ)

2015年11月5日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

国際・公共政策大学院、修士2年、葉懿芳(ヨウイホウ)と申します。11月4日のEUワークショップにおいて報告の機会をいただき、修士論文研究計画について報告いたしました。 修士論文のトッピングは「域外重大人権侵害に対する普遍的管轄権行使―ベルギー・スペイン関連法を中心に」。今回の報告では、普遍管轄権の行使条件に巡る国際法的側面を中心に報告いたしました。 普遍的管轄権の行使対象は集団殺害罪、人道に対する罪、戦争犯罪および拷問である。こういった国際犯罪が国内司法システムに審理しても、国際法またほ国際組織の見解に全く影響されないとは思わない。例えば、条約義務に違反しない、国際司法組織の判決に尊重しのが国際社会に国家の基本責任と言えるであろう。 主権国家併存の国家間関係の下、刑事裁判権の設定・執行は国家…MORE

EUワークショップ・報告者コメント(2015年6月17日分)

2015年6月26日法学研究科

皆さん、こんにちは。法学研究科博士後期課程の周です。この夏学期の一回目のEUワークショップで企業結合規制の欧中比較研究(5)を発表して、ここで発表内容をまとめて報告させて頂きます。 今回は、引き続き中国版の問題解消措置に関する研究を報告しました。商務部独占禁止局の公表情報により、2015年3月現在、企業結合案件は合計912件が審査済である。審査済事件の中、禁止事件2件(コカ・コーラ事件、P3ネットワーク結成事件)、条件付き承認24件、無条件承認886件が含まれている。中国はEUと同じく、問題解消措置は構造に関する措置と行動に関する措置に分けて、そして実際にどちらにも属しない「特別措置」も存在しています。そして、行動に関する措置の中、「独立運営」という深く考えれば理不尽な措置も採られています。…MORE

報告者コメント(2015年6月3日 part 1)

2015年6月8日法学研究科

国際・公共政策大学院 グローバル・ガバナンスプログラム 修士2年 葉懿芳 国際・公共政策大学院、修士2年、葉懿芳(ヨウイホウ)と申します。6月3日のEUワークショップにおいて報告の機会をいただき、修士論文研究計画について報告いたしました。 修士論文のトッピングは「重大人権侵害に対する普遍的管轄権行使―ドイツ・ベルギー・スペイン関連法を中心に」。今回の報告では、普遍管轄権の根拠と行使条件を中心に報告いたしました。 普遍的管轄権行使にあたって衝突・対立が生じるのはしばしば(ヨーロッパ国家の管轄権行使対するアフリカ諸国、アメリカ、イスラエル、中国の反発)、管轄権の根拠を慣習法と条約のいずれに求めるのかを依然として争いがあり、管轄権の行使条件についての議論も未だに収斂していないであると考える。 普遍…MORE

報告者コメント(2015年5月27日Part2)

2015年6月3日法学研究科

2015年 5月 27日 法学研究科 法学研究科 比較法専攻 博士後期課程1年 本庄萌 EUワークショップにおける修士課程での研究の発表についてまとめさせていただく。報告者はこれまで、米国のロースクールでのLL.M.課程、バルセロナ及びブリュッセルでのインターンシップを通して、欧米における動物福祉法の検討を行ってきた。その中でも本報告では、EUにおける化粧品動物実験禁止法と日本への導入の必要性について報告した。 近年、欧州連合(EU)を筆頭に、家畜の適切な取り扱いを定めた法律等、動物福祉に関する法律の制定の動きが世界各国でみられる。その中でも、とりわけ動物実験を行った化粧品開発、製造、輸出入を禁止する法律(以下、同法)は、2013年にEUで化粧品規則として施行されて以降、世界的な広がりをみせ…MORE

報告者コメント(2015年5月27日Part1)

2015年6月2日法学研究科

法学研究科修士課程1年の川上愛と申します。5月27日に研究計画について発表させていただきましたので、ご報告いたします。 学部では、対テロ裁判とアメリカの軍事法廷の実態について調べておりました。修士課程ではその上位の研究テーマとして、「国際人道法と国際人権法におけるテロと公正な裁判を受ける権利」を掲げ、両法域におけるテロリストの位置づけと権利保護の実態について調べていきたいと考えております。 EU共同研究プログラムにおいては、EU加盟国であるイギリスやフランスのテロ裁判の実態はもちろんEU独自の法システムにおいてどのようにテロ裁判を行っているのかを明らかにしたいと思います。 今回の報告では、そもそもEU法システムの概要すら理解できていない有様でしたので、EUと呼べるものはご報告することはできま…MORE