一橋大学

アーカイブ 2017年8月

2017年7月5日 EUワークショップ 学生コメンテーター報告

2017年8月28日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科法学・国際関係専攻博士後期課程   石井雅浩     今回は7月5日に行われたEUワークショップにおける法学研究科修士課程の廖虹嫣さんによる「ヨーロッパ市民社会における環境政策分野への市民参加」報告と国際・公共政策大学院修士課程の飯田萌さんによる「ASEMの意義と課題」報告とについて、コメンテーターとして報告します。     廖報告   廖さんは、環境政策分野における市民参加に関心をお持ちです。本報告では市民、市民社会、公共圏、社会関係資本、参加といった諸概念の概念整理や欧州における環境分野での市民参加枠組みの事例としてオーフス条約及びEUの水政策枠組み指令を紹介されました。     廖さ…MORE

2017年6月21日 EUワークショップ報告者コメント

2017年8月28日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科 法学・国際関係専攻 博士後期課程   石井雅浩   2017年6月21日のEUワークショップにおいて「「持続可能な安全保障パッケージ」に関する考察:2017年IGA決定を中心に」と題した研究報告を行った。今回の報告では、本年4月に発効した「エネルギー分野における加盟国と第3国との政府間協定と非拘束措置に関する情報交換メカニズムの設立に関する欧州議会及び理事会決定(Decision (EU) 2017/684)」(以下、2017年IGA決定)の立法過程を、欧州統合の始まりの分野でありながらもっとも遅れたエネルギー分野における昨今の「エネルギー同盟」枠組みの中での統合への取り組みとして検討することで、域内政策というEUのアクター性を自己規定するEU政…MORE

本の紹介(EUワークショップ所属の大学院生本庄萌さんの書いたもの)

2017年8月11日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

本庄萌『世界のアニマルシェルターは、犬や猫を生かす場所だった。』(ダイヤモンド社、2017)     著書紹介:     本書『世界のアニマルシェルターは、犬や猫を生かす場所だった。』は、動物保護施設(アニマルシェルター)の訪問を通して、人と動物の関係を考えることをテーマにしている。   「ペットは家族である」という認識が一般的になりつつある今でも、日本では1時間に8匹の犬猫が安楽死処分されている。そのひとつの要因は、保健所と呼ばれてきた動物保護施設が、閉ざされた場所であり続けてきたことである。しかし、筆者が訪問し始めた11年前と比較すると、 日本の動物保護施設は、公営、民営問わず着実に変わりつつあり、 譲渡(新しい飼い主探し)に向けた様々な…MORE

2017年7月19日 EUワークショップ 報告者コメント

2017年8月3日中西優美子(Yumiko NAKANISHI)

  法学研究科博士課程の菅沼と申します。   7月19日のEUワークショップでは、「ドイツにおける『憲法の前提』論と宗教の自由」という論題のもと、2008年ドイツ国法学者大会のクリストフ・メラース報告を中心に検討いたしました。     私のこれまでの研究は、ドイツの刑法典上に存在する信条冒涜罪(刑法166条)を憲法学の視座から検討するというものでしたが、信条冒涜罪の議論のなかで言及される「憲法の前提」論の議論を十分に検討しきれていないという課題を抱えていました。   そこで、本報告では、「憲法の前提」論と宗教の自由の関係について考察を深めるための足掛かりとして、2008年のメラースの国法学者大会報告の検討に取り組むことにいたしました。 &nb…MORE